『魔法が使える魔女になる』
心の若さや健康、充足感はどこから来るのでしょうか?雲ひとつない青空はすがすがしいものです。でも、悲しいことがあった時はまぶしくて胸にしみます。自然は私達に今ここに居ることを感じさせてくれます。辛い時も楽しい時も自然のリズムに身を任せましょう…。
一般にHerb=香草・薬草を指します。ここではHerb=植物すべてをさします。
自然界の謎解きとでも言う「科学」の進歩とともに、私達の生命エネルギーが弱まってきていることに気づいている人も少なくありません。
今ここに生きているあなたの生命エネルギーは、あなたが毎日健康で幸せに暮らすためのものだと理解できても、それを活用することは難しいことだと思っていませんか?
現実に生きるあなたの中に真の自己が存在します。独りよがりの妄想の中には存在しません。
今、ピンチ!の人は絶好のチャンスです!
うまくいかない辛く悲しいこの現実が、どんなに輝かしいものなんだろう!!と気付けるのです。
「身心一如」という言葉があります。
身体と心は切り離せません。心が病むと身体に不調が出てきます。また、身体に痛みがあれば気持ちも憂鬱になってしまいます。
メンタルを鍛えながら、下記の健康法を取り入れてハツラツと暮らしましょう。
◆魔女になるための心得◆
1.自分を好きになること
2.明るく健康に生きること
3.ストイックになること
4.ブレない自分を持つこと
5.自然の中で暮らすこと
◆その1◆ 自分を好きになること
私達の身体には測り知れない不思議な能力が備わっていることはわかっても
それがどうやって使えるのか、引き出し方ってわかりません。窮地に追いやられたり、死ぬほどの思いをしたりすると、本来の自分が肉体と離れ、客観的にココに生きてる自分を見ることが出来ます。自分の中の自分に出会います。
顕在意識で出来た肉体の中にいると理屈でものを考えたりしますが、いつも自分を見守ってくれている自分こそが計り知れない能力の持ち主なのです。会いたけりゃ
、野山を歩いたりしてみましょうか? 原生林で木漏れ日を浴びれば、肉体を包んでいる見えない部分の体を感じることが出来ます。離脱の一歩?二歩手前を体験できます。人生を生き抜くためにも、自然から学ぶことたくさんあります。 ひとり過ごす時間も大切にしたいものです。そして、森へ行かなくても、気付いたら私は私自身と大親友になっていました。そうなんです、自分に出会うことが『Amazing!』の始まりなんです。
◆その2◆ 明るく健康に生きること
現代魔女ともなれば、120歳以上は生きなければなりません。そのためには、病気なんてして
いられません。現実は苦しくても、たまらなく辛いことが起こっても、生きる希望もなくなって…、
それでは困ります。現実とファンタジーの間を生きるシュールな魔女には悲しみなんて似合わない。
日々のストイックなメンテナンスで心とからだの不調を治して病気なんか寄せ付けない。
年齢不詳のシュールな魔女はいつも明るく健康で、楽しく過ごすのです。
◆その3◆ ストイックになること
食べることにも少し意識を傾けて。インスタント・ファーストフード・レトルトなどを減らして、簡単なものでいいので、ごはんとお味噌汁と…、そう、おばあちゃん達の食べていたもの、ひおばあちゃんの暮らしを、ひとつでも取り入れてみてください。便利さ手軽さを求めるより、手間暇かけると感謝の気持ちが湧いてきます。生きていくことは雑にしてはいけないのです。忙しい人は、知恵を絞れば新しいアイデアが生まれます。そう、焦らず、ひとつづつ…。
お風呂に入る時も、蛇口をひねれば適温のお湯がいくらでも出てきますが、目を閉じて大自然を瞼に描きバスタブに浸かります。重曹と精油を加えたら、まるで源泉かけ流しの温泉!温まって、いつもよりお肌もしっとりします! 魔女として生きることにストイックになることは、決してつらいことではありません。ただただ丁寧に感謝して暮らすことなんです。
◆その4◆ ブレない自分を持つこと
魔女って、大概おばあちゃんですよね。(中には妖艶な魔女もいますが)
人生でいろいろ経験し、自然を熟知し、宇宙の法則とやらを自分の哲学の中に落とし
こめて、自然のリズムで暮らせるようになるのは、やはり年月が必要。です。
だけど、歳をとれば誰でも「魔女」になれるものではありません。
体の中に溜め込んだ科学物質や、
固定観念(顕在意識)は魔女には不要!ひとつ一つデトックスしていきましょう!!
ハーブとともに暮らすことが一番の浄化です。
◆その5◆ 自然の中で暮らすこと
都会だからってあきらめないで、ベランダだって立派なお庭。エアプランツだって自然界の入り口になってくれます。まずは植物と仲良くなってください。小さな鉢植えからチャレンジしてみて!
どんなハーブがあるのかな?ちょっと 『魔女のお庭』をのぞいてみてください。
「自然」に寄り添った暮らしをするには、「暦」は不可欠。洋の東西洋関わらず、古代の人は自然を観察して「暦」を作り上げました。大陸から伝わった二十四節気、七十二候も、日本独自の和暦に完成させ、農事に役立て自然(神々)に感謝をし、お祭りや年中行事から、四季折々の暮らしをしてきました。高層マンションでもオール電化のお家でも、地上に暮らしている以上、大きな自然に包まれています。暦をたどって自然を学ぶことは、魔女としての基礎勉強です。
二十四節気
魔女の暦(ケルト暦)
一年の流れを五感を通して把握しましょう。
今は「二十四節気」のいつなのか、さらに細かく5日ごとの季節の移り変わりを「七十二侯」で見てみましょう。
二十四節気は中国殷時代、七十二侯は唐の時代の古い歴学に基づくものですが、それを日本の(京都を基準とした)自然現象に当てはめてリメイクされたものが「やまと暦」です。
やまと暦ができたのは江戸時代(貞享二年、1685年)、天文歴学者:渋川春海の偉業でした。中国と日本では自然現象にもずれはあります。また時を経て、現代のカレンダーとも誤差があります。そのためには五感を働かせ、旬の食材や調理法で食養生をして、住環境や運動を取り入れたライフスタイルなど身近なところから自然界と私達のからだをリンクさせていく必要があります。古人(いにしえびと)の鋭い五感こそ、二十四節気、七十二侯です。現代人の本来備わっている能力を復活させていくことが、現代の魔女の暮らし方なのです。
グローバル社会なので、海外で暮らす人も、西洋の血が混ざっている人もたくさんあります。ケルト暦がピッタリくる人は、ケルト暦を参考にしてみるといいでしょう。